早くも

冬決戦のスケジュールが決まった。
2日目以外はオール参加可能。もちろんオールってコトは4日目もだゼ?野郎ども。
2日目も午後からなら行けるかもな。大井町まで大股で歩いて20分だから、大掃除を正午までに終わらせれば13時には会場入りできる。ちょっとマッタリ企業ブースでも廻ろうかね。気が早過ぎだけど・・・。

即売会っていえば11月は即売会祭り。mixiのコミュには載せたが11月全ての日曜日はイベントがある。忙しくなるぜ。
必然的にマジック集会は土曜日に集中するコトになる。金曜に徹夜でDVD鑑賞するのが最近の過ごし方だったんだが、まぁ仕方あるまい。


マジック集会
日曜に開催。集まったのは、僕、まーさ、BON君、上矢印君。
暇王杯 スタンダード 参加者は上記の4名


アーティ(僕):緑黒 エルフ
前回使ったパーミッションに《豪腕のブライオン》《鏡の精体》《消えざる焼け刃》の無限ダメージコンボを組み込んだデッキを使おうと思ったんだが、2週続けて青白はなぁと思い、前々回使用しなかったエルフをピック。なんの変哲も無いエルフです。まぁそれだけじゃ何なので今回はリストでも。
●クリーチャー 23枚
4×ラノワールのエルフ
4×レンの地の克服者
4×傲慢な完全者
4×双刃の斬鬼
3×狼骨のシャーマン
4×カメレオンの巨像
●プレインズウォーカー 4枚
野生語りのガラク
●スペル 10枚
4×思考囲い
3×名も無き転置
3×黒曜石の戦斧
●土地 23枚
4×森
3×沼
4×光り葉の宮殿
4×ラノワールの荒原
4×樹上の村
4×変わり谷
●サイドボード
4×眼腐りの終焉
帰化
3×雲打ち
3×原初の命令
1×名も無き転置


《双刃の斬鬼》は基本的に2戦目以降サイドアウト要員だったな。リセットスペルを多用してくる相手にはイヤらしい立ち上がりを見せ付けるコトができるけど、ビートダウン同士の殴り合いだと能力使うより生物展開を優先させるので基本1/1のまま墓地行きってのが多かった。


まーさ:青緑黒 マネキン
詳細はフューチャーマッチで分かるかと。


BON:白緑タッチ青 バンド・ビート
アラーラからの新勢力のバンドカラーを使ったビートダウン。《ジェスの浸透者》・《数多のラフィーク》・《遍歴の騎士、エルズベス》の3枚が揃うと手がつけられない。
⇒○2-1
カメレオン、ガラクは《忘却の輪》でピンポイント除去されるんで苦しんだが、生物の数で勝利。


上矢印:青白 アーティファクト・ブルー
モノブルー、親和と、青+茶の組み合わせは常に強いとされてきている。アラーラがスタンに加わったコトにより再び組むコトが出来るアーティファクトブルー。コスト軽減の《エーテリウムの彫刻家》や茶の数だけ強くなる《エーテリウムの達人》と“お約束”的なカードを筆頭に色々と試せそうなデッキ。
⇒○2−1
これも数ですかね。茶の生物は微妙に重かったりするんで使いづらいのかも。


マジック集会フューチャーマッチレポート
著・編集:アーティ メモ:BON
アラーラの断片が発売されてまもなく1ヶ月。ローウィン・イーブンタイドブロックとの組み合わせで試行錯誤していたプレイヤー達が、それなりの答えを見つけ、落ち着き始める時期である。
その波は間違いなくマジック集会にも訪れている。
この日の集会は参加者4名。つまり3戦という少ない勝負で優勝する為には1敗も出来ない。そんな中で勝ち進んだのは、アーティとまーさだった。今回はこの2人の勝負にスポットを当ててみよう。
集会の当主、アーティのデッキは緑黒エルフ。間違いなく残り1年、メタの中心から逸れる事無く活躍し続けるであろうビートダウンだ。
対する強力若本、まーさのデッキは青緑黒のマネキン。《花を手入れする者》からの展開力が魅力だ。
偶然にも2人ともアラーラ発売前から存在するデッキある。これがマジック集会に訪れた“波”ならば、前環境があまりにも偉大だったということなのだろうか・・・それともこれが2人が1ヶ月考え抜いた答えなのだろうか。
●1戦目
お互いマリガン無し、アーティが先攻でゲームがスタートする。
アーティは、序盤から《双刃の斬鬼》、《ラノワールのエルフ》と攻撃要員・マナ加速を確保し早くも《野生語りのガラク》を場に出す。エルフお約束の超展開力だ。さらに《思考囲い》を撃ち、まーさの手札からマネキンデッキの魂である《その場しのぎの人形》を落とすことに成功した。
まーさは、2ターン目までは土地を置くばかりだったが3ターン目以降、《台所の嫌がらせ屋》、《レンの地の克服者》とビートダウンのリズムを崩す強力なカードを展開していく。
4ターン目、アーティが先に大きく動く。このデッキに組み込んでいる最強の一手、《黒曜石の戦斧》+《カメレオンの巨像》をガラク第2能力を利用し同じターンに召喚したのだ。このターンは結果的にブロック要員として立たせておいた台所にブロックされてしまうが、殴り合いおいて優位に立ったことは間違いない。
まーさはアーティの後続を絶たせるため《不敬の命令》を使った総攻撃でガラクを倒し、2枚目の台所でライフ維持を図る。
アーティの次ターンのカメレオンアタックは《レンの地の克服者》で止められ、大黒柱を失う。しかもまーさの思惑通り、後続を展開出来ずエルフビートなのにも関わらず《レンの地の克服者》を5マナで召喚するなど苦しい状況に追いこめれてしまう。
対するまーさはマネキンらしく《熟考漂い》、《叫び大口》を召喚しアドヴァンテージを得つつ、アーティの残された生物を消しにかかる。
ジワジワと《叫び大口》の畏怖攻撃にライフを削られていたアーティに一筋の光明が射す。2体目の《カメレオンの巨像》である。さらに《狼骨のシャーマン》、《傲慢な完全者》を立て続けに引き当て、場には序盤に出した《黒曜石の戦斧》が!
詐欺くさいまでの《傲慢な完全者》の戦士トークン+戦斧のシナジーで22点あったまーさのライフをわずか3ターンで0に追い込んだ。
アーティ vs まーさ 1-0
●2戦目
1回マリガンを選択したまーさが先攻。
序盤、安定して毎ターン土地を置き続け、アーティが展開した《レンの地の克服者》を《叫び大口》、《狼骨のシャーマン》を《不敬の命令》とエルフの命ともいえる序盤の展開力を全力で削ぎ落としにかかるまーさ。
アーティは4ターン目に《カメレオンの巨像》を召喚し、《野生語りのガラク》までも場に出る理想的な展開だったが、たった1枚のカードによって追い込みをかけられるコトになる。
《剃刀髭のマスティコア》である。
まーさの場には《レンの地の克服者》も立っており、カメレオンは動けない。かなり苦しい状況になってしまう。
アーティは3ターン連続で《野生語りのガラク》をプレイするが、マスティ能力3点と2体目の《叫び大口》の畏怖により折角のガラクもビーストトークン製造機に成り果ててしまう。《叫び大口》は《名も無き転置》で除去したものの延命処理を繰り返すことしか出来ない。
さらに《熟考漂い》をプレイしたまーさは空からの制圧にかかり始める。
しかしアーティの命運は尽きてはいなかった。
絶対に勝てると踏んだまーさは、次ターンのマスティ維持コストを放棄し、《台所の嫌がらせ屋》をプレイ。これでライフの差は10、生物数でも勝り、勝利を確信しているまーさにアーティが突きつけたのは数ターン待ち望んでいたピンポイント除去《眼腐りの終焉》であった。最後の最後に引き当てていたのだ。
前ターンに召喚していた《カメレオンの巨像》で《台所の嫌がらせ屋》を止め、回避持ちの《熟考漂い》を除去。
ここから怒涛の反撃が始まる。
《狼骨のシャーマン》をプレイし、次々と《傲慢な完全者》・《ラノワールのエルフ》を展開する。シャーマンの狼トークンが続々と並び始め、《傲慢な完全者》の戦士トークンが1戦目同様の詐欺シナジーを生み出す。
相手の場には飛行・畏怖は居ない、マスティも居ない。エルフにとって相手の地上生物など居ないに等しい。目の前に更地が広がっているのと同じなのだ。
ラスト2点で粘りに粘り、奇蹟の猛反撃にまーさは投了を選択せざるを得なかった。
マジック集会の戦績ノートが3冊目に突入したこの日のマジック集会。そのノートの最初のページに優勝の二文字を刻んだのはアーティであった。
マジックは何が起こるか分からないってコトを改めて思い知らされました。
by アーティ

自分の勝負を自分で書くのは難しい・・。
もし仮に3戦目があったとしたら勝つのはどっちだったろうな。


ってわけで3戦全勝の僕が優勝です。
次回は土曜日、スタンダードです。
では。